セロー250にジータ(ZETA)ハンドガードと、ワイズギアグリップヒーター(グリップウォーマー)を装着する方法を紹介します。
ジータ―のハンドガードを装着するには、アクセル側のグリップの端を1㎝くらいカッターで削り取ってスロットルチューブの端(白い部分)を露出させる必要があります。
参照:ysp yokohamatotuka channel(YOUTUBE動画)
これをしないと、アクセルグリップとハンドガードが緩衝して、アクセルを緩めてもアクセルが戻らないという危険があります。
純正グリップであれば、グリップのゴムをカッターで切り取ると良いです。
※参照
ただし、グリップヒータ付きのハンドルに交換している場合は、ゴムの中に配線があるのでゴムをカットすることはできません。
そこで、いろいろネットで情報を探していると,バーエンドを延長するアダプタであるコーンエキスパンダー(Q5K-YSK-041-E16)を使うと装着できるようです。ただし、これはセロー250純正の純正ハンドガードを装着するためのアダプタなのでジータのハンドガードを装着するには多少の加工が必要です。
それらの作業を今回は、順番に紹介します。
装着に必要な道具
・ワイズギアグリップヒーター
セロー250用のグリップヒーターです。配線加工なしで車体に接続できます。また、アクセル側は、スロットルチューブ一体式なので、グリップを外さずに交換できます。バーエンドも貫通式になっているのでバーエンドを切断する手間がいりません。
(装着方法は、○○を参照)
・ジータハンドガード
・コーンエキスパンダー
・平ネジ、(規格:M8、長さ:9㎝)(モノタロウで注文)
商品299円+送料500円
・六角レンチ
・糸鋸(300円くらいでホームセンターで購入)
・ネジザウルス又はペンチ(2000円程)
アダプタの計を広げるときに本体をつかむのに使用。なくてもできるかもしれませんがペンチで滑るので買いに行きました。
使用した道具は、以上になります。
ちなみに、レッドバロンさんで装着の見積もりをしたところハンドガード本体代金14000円、装着工賃8000円の計2万2千円でした。
バロンで装着してもらう場合は、バロンの専用カタログから定価での購入になるらしいです。これに、工賃も加わると泣けてきます。
他にも装着したいパーツが山ほどあるので、自分で装着することにしました。
ちなみにハンドガードは、Amazonで9千円~1万円くらいで購入できます。
装着前の準備
カラーとして使うために、コーンエキスパンダーの斜めの部分をまっすくぐに切り落とします。
苦戦して、切り取るのに30分くらいかかりました・・・・

コーンエキスパンダーをカット
これに、購入した長めの平ネジを通して装着するという感じです。元から付いている平ねじは短すぎるのでコーンエキスパンダーを装着する場合は長めの平ねじが必要です。7㎝くらいあれば足りそうです。

装着のイメージ
このまま装着しようとするとセローのハンドルの内径が広すぎてスカスカです。そこで、アダプタの経を広げます。
径を広げるには、ボルトの六角穴を締めるのですがそのままではボルトが空回りします。アダプタの左端の部品をネジザウルスでつかみながらボルトを締めます。

ネジザウルスで掴む場所
上の写真のように、ボルトをはさみながら、六角レンチでボルトを締めるとアダプタに部品が食い込んで経が広がっていきます。
広げすぎると全く入らなくなるのでぎりぎり入るくらいまで、ハンドルに装着しながら確認して広げます。
この広がったアダプタをハンドルに突っ込んで、さらに増し締めしてアダプタを広げることでハンドルに装着するわけです。
その他の注意としては、ハンドルの外側に固定するアダプタをそのまま付けるとハンドルに傷がつきます。傷が気になる方はゴム板を張りつけるといいです。ホームセンターにシール付きのゴム版があったのでそれを切って事前に装着しておきました。
締め付けると、ゴムが伸びてはみ出るのでもう少し細め切ったら良かったです。

アダプタをゴム板で保護
装着の手順
さてこれで、装着までの準備が整いました。ここからの装着方法については、取扱説明書にしっかりと記載されているのでそれを読むだけで大丈夫だと思います。
プロの方の動画が分かりやすいので以下のyoutubeを一度見ておくと良いです。
参照:参照:ysp yokohamatotuka channel(YOUTUBE動画)
一応流れとしては、
ハンドル周りの、結束バンドを外す。
ハンドルにステーを仮付け(ステーをつけるとハンドルに傷がつくそうなので薄いゴム版を購入して貼り付けました。)
ハンドガードを装着して仮止め
緩衝しない位置に調整。
ボルトの増し締め
という感じです。

ジータハンドガードを装着
まとめ
これらの作業は、1~2時間くらいでできると思います。そこまで難しいことはないので、節約したい方は自分でしてみるとよいです。