バイク通勤の寒さに耐えられなくなり、風防(フロントスクリーン)を装着することにした。ネットでいろいろ調べた結果、だんとつで安くて防風効果が高そうなのが『旭風防(No99SPORTスクリーン)』だった。
この風防は、汎用品でありバーハンドルであれば大抵のバイクに装着可能だ。ネットでもW650に装着している事例があったので早速、Amazonで購入して装着した。
その結果、フルカウルバイク並みの防風効果になり大満足している。今回はその経験をもとに、「旭風防の装着方法」と「防風効果」について紹介する。
目次
旭風防(No99SPORT スクリーン)の装着
装着したのは、W650(ローハンドル仕様)
装着は、それほど難しくなく20分~40分くらいで装着可能。ニトリの本棚を組み立てるスキルがある人なら簡単だろう。
使用した工具は、スパナ(もしくはレンチ)、+ドライバー、キリの3つだけ。キリは、スクリーンと布をボルトで固定するための穴をあけるときに使用する。
それでは、さっそく装着した手順を紹介する。ちなみに、装着手順は説明書とは少し違う順番で行った。説明書通りした方がスムーズだったかもしれない・・
1.まずは、箱から商品を取り出してみよう。
箱に入っているのは、「風防、布、ボルト類、説明書」
説明書はネットで搭載されているもののほうが詳しく解説されている。
2.まずは、スクリーン固定用のバーをハンドルに固定する。
3.スクリーンを装着する
スクリーンの高さは、この時に調整する。いい位置で、緩めた六角ボルト4ヶ所を閉める。
この時、六角ボルトが空回りするときは反対から+ドライバーで固定すると良い。
4.布を装着する。布の装着は、後日に行った。この日は、小雨であった・・・
まずは、布を被せて大きめの洗濯ばさみで固定する。装着位置を決める。
5ケ所とも同様に行う。
ケガしないように注意
外側を+ドライバーで固定しながら、六角ボルトを閉める。
旭風防(No99SPORT スクリーン)のデザイン・外観
デザインについては、賛否両論あるだろう。私も、20代の時はこの渋すぎる外観に購入を躊躇した。30代を過ぎたころに再び、ネットで見かけたときは、特に違和感を感じず、コストパフォーマンスの良さを感じて即決した。
ただ、装着後しばらくはちょっとした恥ずかしさがあった。デカイだけあって、けっこうインパクトがあるからだ。
しかし、防風性能のすばらしさと、W650に非常によく似合うこともり現在は非常に気に入っている。
とりあえずいろんな角度から写真を撮影したので搭載する。ちなみに、装着後1ヶ月くらいしか経過していないのだが、錆てきている・・・
カバーもかけずに、青空駐車しているのも原因だが、金属部分は錆びやすいようだ。錆が気になる人は、防錆スプレーもしくは、塗装すると良いだろう。
※写真
旭風防(No99SPORT スクリーン)の防風効果
スクリーンは、ボルトの固定位置で上下の調整が可能である。とりあえずは、一番低くなる位置でスクリーンを固定した。その状態での防風効果を紹介する。
最初は、布を装着せずにスクリーンのみを装着した。それだけでもかなりの防風効果があった。W650のローハンドル仕様に一番低く装着した場合、スクリーンのトップが、鼻と口の間くらいになる。(私の身長は、177cc程度)
走行中の視界は、スクリーンの上から道路を見る感じになる。この状態において、上半身にはほとんど風が当たらなくなった。(風が額から上に抜けていく感じ)上半身においては、70km/hくらいで走っても、歩いているときと体感温度は変わらない。
風を感じにくくなった分、スピード感が減ってスピードを出しやすくなるので注意が必要だ。
また、ジェットヘルメットで走っても、首元に風が当たらなくなったので真冬でもネックウォーマーなしでもそれほど寒くなくなった。(気温5℃の時)ただし、上半身があったかくなった分、下半身の冷えが気になるようになった。そこで、布部分も装着した。
布を装着すると、期待通り下半身にあたる風圧が大幅に減少した。もともと、W650のタンク形状は太ももには風が当たりにくい構造になっている。それがさらに、風を防いでくれる範囲が広くなった。布を装着すると太もも(膝から上)はほとんど風が当たらない。ひざ下に少々の風が当たるくらいである。
まとめ
(No99SPORT スクリーン)の防風効果は、見た目通りトップクラスの性能だった。価格も安いので、デザインに抵抗がなければ非常におススメである。真冬のバイク通勤の苦痛を非常に和らげてくれる優れモノだ。